創世記 13:10-18 JLB
ロトは、ヨルダン川周辺の水に恵まれた肥沃な平野をじーっと見つめました。 まだソドムとゴモラの町が神様に滅ぼされる前だったので、そこは、まるでエデンの園のように見えました。 エジプトやツォアル近辺の美しい田園にも似ています。 ロトはその土地を選びました。 東部一帯に広がるヨルダン渓谷の地です。 彼は家畜と使用人を連れ、そこへ行くことにしました。 二人はこうして別れました。 アブラムはカナンの地に残り、ロトは平野に下って、ソドムの町の近くに住みついたのです。 ただ困ったことに、この地方の住民はひどく質が悪く、神様に背くようなことばかりしていました。
ロトが行ってしまうと、神様はアブラムに言いました。 「さあ、四方をぐるっと見渡しなさい。 目の届く限り、遠くまでよく見るのだ。 その土地をすべて、おまえとおまえの子孫に与えよう。 また、おまえの子孫をふやそう。 砂のように数えきれないほど大ぜいにな。 どこへでも出かけて行って、やがておまえのものになる、この新しい土地をよく調べるのだ。」 アブラムはヘブロンに近いマムレの樫の木の所に移り、そこでも、神様のために祭壇を築きました。
神からの声を聞く私たちに、神は導きを用意されている。
祝福によって、多くの財産を与えられていたアブラムとロトは、
自分たちが住むべき場所を探していた。
アブラムは、いつも神様を信頼し、神様を礼拝する者だった。
ロトが美しい町を選び、離れていった後に、神様はアブラムに語られる。
人生の色々な場面において、神様は私達に語られるのだが、
決して大勢の前では語られない。
私達、一人ひとりの心の内に、語られるのである。
忠実なアブラムは、神様の御心をいつも、求めていたのだろう。
だからこそ、神様は、行動しているアブラムに語られたのである。
神様は私達にも同じように、必要な場所、空間を備えておられる。
あなたには、マムレの樫の木のような場所があるだろうか?
そこで神様はあなたに何と語られていますか?
真実の信仰を持っている人なら、それが理解できるはず。
もし、それが理解できないのなら、、、
余談だが、神様がもし、私にお店の経営を導かれるのなら、
「マムレの樫の木」という店名にしたいな、と思っている。(笑)
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